鬱になったら
僕は鬱気味です。
多分子どもの頃はそうでもなかったんではないかと思うのですが、20過ぎてから鬱街道まっしぐらだった様な気がします。
何故だろう? と考えた時、「人間関係」が苦手だったんだなぁという結論が出ました。
僕は自意識過剰で、他人からの視線をかなり気にするタイプの人間だろうと思います。
そのせいで、人が大勢居るような場所に居るとそれだけで気持ちが重くなったり、混乱したりする有り様なのでした。
学生時代でもそりゃまったく人間関係が無い筈はありませんが、それでも社会人みたく、強制的な人間関係を強いられるという事はありません。
嫌な人や、気分が乗らない時はその場から逃げてしまえばなんとかなったモノです。
しかし、社会に出て、会社に勤める様になってからはそういう訳にはいきません。
「人間関係が嫌だ!」「人に一切会いたくない!」からといって、いちいち会社を「もう辞めたるっ!」なんて具合で飛び出していたら、いっこうにお金も稼げない上に、人生何も進展しない。
いや、ホントに苦しかったり嫌だったらバックレてしまえばいいんですよ、別に。
間違っても自殺なんてしないで下さい。
自分を傷付けるのもよくない。
そんな事するくらいなら、すべてを捨て去って家に引き込もってごろ寝をすればいいんです。
別に誰も責めませんし、それでも人生なんとかなるもんです。
しかし、いずれはまた社会に出る時が来るでしょう。
だから、兎に角どうにかしなければならない。
ブスッと愛想のない態度でもしながら我慢するか、嘘の自分を演じて楽しい振りをするか、仕事だからと云って完全に割りきってしまうか...
だけど、そう簡単な風にもいかない場合もある。
僕もそういうたぐいの人間だからよく解る。
対人恐怖症になったり、視線恐怖症になったり、頭がふらふらしたり、胃が痛くなったり、手が震えたり、うまくしゃべれなくなったりして、実際の仕事にバリバリ影響が出てしまって、働くどころではなくなってしまう。
これは、色んな意味で、「気持ちが空回りしている」状態である。
こんな状態では何をやっても裏目に出てしまう。
だからといって周りの人間を責めても仕方がない。
それをしてしまうと余計にどつぼに陥ってしまう。
どうすればいいかって、まずは自分自身をケアし、健康な状態にもっていく必要がある。
「そんな簡単に云うなよ!それが出来なくて困ってんだよ、ボケナス!」
と思われるだろうが、僕自信も経験してきた事であり、現在も完璧に克服出来ている訳ではないのだが、色々試行錯誤して、少しでもプラスになる様に考えた事があるので、書いていきたいと思う。
(次回へ続く)