窓際族より胸いっぱいの愛を

(You Can't Always Get) What You Want ?

大阪のサ―ビス精神

大阪人特有のサ―ビス精神というヤツだろうか。


大阪は母方の実家があって、子どもの頃からよく行っていたが、今現在、大人になって住んで居る。



大阪は色々オモシロイ。

まぁ、どこの地域にも特有の面白さというモノはあるのだろうが。


やっぱり大阪は商売の街である。

「よっしゃ―きれいなおねいちゃんやからまけとこう!」なんてノリは日常茶飯事である。
(まぁ、僕は不細工な男ではあるが(笑))



例えば、自動販売機。


これも、消費税のせいで、一本が140円~160円というちょっと前では考えられない程高くなっている。


しかし、大阪の自販機は流石だ。


街を歩いていると、よく「100円自販機」を見かける。

それどころか、「50円自販機」すら、ある。

手作りのシ―ルみたいなので、50円、と値段の所にベタッと値札が貼られていたり、50円と云いながら、よく見ると中には70円とか80円とか微妙な値段の商品も混ざっている。

かと思いきや、10円とかの商品も混ざっていたりする(笑)



この何とも言えないサ―ビス精神と雑さこそが「大阪」である。

僕はそんな大阪がとっても大好きだ。



玉出」(たまで)というス―パーがある。

多分、大阪にしかない....兵庫にもあるかな?


関西圏以外にはどれくらいの認知度があるのかはよく分からないが、ある。


「破格の安さ」を売りにしているス―パーである。


外装が兎に角、「派手」だ。


多分、「玉出」という名前からしても、何も知らずにはじめて見た人は「パチンコ屋?」と思う事だろう。


それぐらい、外装がギンギラギンである。

なぜ、あそこまでする必要があるのか、未だに謎である。
確かに「破格の安さ」を売りにしているだけあって、店の商品は平均してとんでもなく安い。


そうなるとおさえる所はおさえたほうがイイと思うのだが、外装はギンギラギンである(笑)


この摩訶不思議さが「大阪」である。


かといって、すべてが他と比べて安い訳ではない。

カップメンやお菓子類などは、100均のほうが安いモノもある。

僕は弁当をよく買うが、それに限っては本当に安い。

もともとが380円くらいである。

おそらくコンビニで430円くらいする弁当だ。

夜7時を過ぎると、値引きシ―ルが貼られ、「100円引き」になる。

夜8時を過ぎると「半額」になる。

詰まり、140円くらいになる。


中身は、コンビニで430円くらいする弁当とほぼ同じ内容である。


店に入るとそこかしこにテ―プレコ―ダ―の声が大音量で響きわたっていて、「いらっしゃいませ、いらっしゃいませ」と何回、いらっしゃいませを云ったら気がすむのかという程、いらっしゃいませを聞かされる事になる(笑)


まったく、オモシロイ所だ。



これからも色々、大阪を探求していきたい。